新潟県の地域区分は上越、中越、下越、佐渡の4地域。島内に1コースあるだけの佐渡地域をのぞくと各地域のゴルフ事情は比較的鮮明に色分けできる。
下越/新潟市周辺のエリア新潟県は北と西に折れ曲がった地形で県北は下越と呼ばれる。ここに分布するゴルフ場は本州日本海側唯一の政令指定都市・新潟市と密接な関係にある。
新潟県の政治経済の中心となる新潟市から30km〜45kmほどの立地に名コースが集中している。昭和40年代に日本海の海沿いに開場した紫雲ゴルフ倶楽部、日本海カントリークラブは、ともに赤松でセパレートされた風格漂う名コース。この2コースに比べると少し新しい中条ゴルフ倶楽部も近年、評判が高まっている。この3コースはほとんど料金ダンピングをやらない。
平成に入ってから新潟市を主力マーケットにするゴルフ場が内陸部に開場した。現在はPGM傘下の中峰ゴルフ倶楽部は地域を代表する高品位のゴルフ場。イーストヒルゴルフクラブは近代的造りの名コースだ。
中越/長岡市を中心としたエリア 長岡市を中心に日本海側から群馬県境に近い湯沢方面まで立地を象徴する多彩なコースが揃う。
最も格式を重視した運営は長岡カントリー倶楽部。プレーはキャディー付が条件。ネットによる予約も不可だ。
好みによって様々なタイプのコースが選べるのがこの地域の特徴。日本海をのぞむシーサイドコースから上越の険しい山地に造られた山岳コースまである。下越に比べると料金は大衆的だ。
東と南は山岳地帯、北にあたる下越には競合するゴルフ場の数が多いで客の大半は地元ゴルファーが中心。わずかに低料金の魅力に惹かれて上・下越の客が混じる。
上越/上越市を中心としたエリア
日本海の沿海に沿って帯状にゴルフ場が立地するエリアと上信越自動車道沿線のエリアに分かれる。海沿いのゴルフ場はりゾートをイメージしがちだが来場者は地元客が中心。従来は固定客に支えられてプレー料金の値崩れがみられなかった。しかし、先ごろ数コースの経営が外資系や国内の投資ファンドに変わったのを機に若干、料金競争が起きている。会員制コースばかりだが大衆的なコース揃い。
北陸自動車道から上信越自動車道を長野方面に入った内陸部にあるコースはリゾートタイプがほとんど。ホテルが併設が併設されているか近在の温泉ホテルを使用した短期滞在型コースが主力。首都圏と隣県・長野の利用客が中心。ハイシーズンとオフシーズンに料金格差がある典型的な設定
